【2026年版】札幌の公園でヒグマに備える|子連れが出かける前に確認したい出没情報と行動ガイド

公園Topics

「札幌の公園にもヒグマが出ると聞いて、子どもを連れて行って大丈夫か不安」「出かける前に何を確認すればいい?」という声が増えています。ヒグマは山の中だけの話ではなく、札幌市内でも住宅地に近い公園が閉鎖された例があります。

この記事では、札幌市の公式情報で確認できたことだけを使い、公園へ出かける前の確認・歩くときの行動・万一出会ったときの対応を整理します。ヒグマの出没は日々変わるため、個別の公園が今日安全かどうかは、必ず市の最新の出没情報で確認してください。

この記事の要点
出かける前に札幌市の「ヒグマ出没情報」か公式LINEで確認し、出没している場所には入らない。早朝・夕方以降と山や森に接した場所は特に注意し、複数人で会話しながら音を出して歩く。出会ったら目を離さずゆっくり後ずさりし、背を向けて走らない。食べ物とごみは必ず持ち帰る。

※本記事の情報は2026年10月時点で確認できた公式情報・公表データに基づきます。施設の営業状況や出没状況は日々変わるため、お出かけ前に必ず公式の最新情報をご確認ください。

札幌の公園で実際に起きたこと(2025年)

札幌市西区では2025年、ヒグマが目撃されたことを受けて公園が順次閉鎖されました。札幌市西区の発表によると、閉鎖と解除は次のとおりです(いずれも巡視で新たな痕跡が確認されなかったため、2025年11月26日に解除)。

公園名閉鎖開始日解除日
平和丘陵公園2025年9月26日2025年11月26日
宮丘公園・西野西公園・西野すみれ公園2025年10月3日2025年11月26日
左股川緑地2025年10月5日2025年11月26日

北海道新聞(2025年10月15日)は、閉鎖中の西野西公園の周辺にオニグルミが散らばっていたと伝えています。専門家は、山の中のエサが少ない年は、公園などに自生するオニグルミを食べに来る可能性があり、以前は少なかった山沿いの公園や河川の近くでも遭遇の危険があると指摘しています。札幌市は「出没情報をこまめにチェックして」と呼びかけています。

円山原始林の入口の案内板(地下鉄円山公園駅の表示がある)
写真:LiCheng Shih/CC BY 2.0/Wikimedia Commons

出かける前にすること:出没情報の確認方法

  • 札幌市ヒグマ出没情報:市の公式サイトで確認できます。市民の森・自然歩道・都市環境林は別のページに地図があります。
  • 札幌市公式LINE:リッチメニューの「ヒグマ出没情報」から、受け取りたい地区(市内10区と山林)を選んで登録します。複数の地区を登録でき、配信は通常、午前6時ごろから午前0時ごろまでです。緊急性が高いと深夜や早朝に配信されることもあります。
  • 閉鎖情報:目撃や痕跡があった公園は、安全確認のため閉鎖されることがあります。区役所のお知らせも確認しましょう。

登録は、よく行く公園がある区と、山や森に近い地域を選んでおくと、家を出る前に見落としにくくなります。

公園での歩き方・過ごし方

札幌市は、注意が必要な時間帯として早朝や夕方以降、場所として山や森林に接した地域を挙げています。子連れの公園遊びは、明るい時間帯に、人が多い場所で行うのが基本です。

  • 音で人がいることを知らせる:鈴やホイッスルを使います。ない場合は手をたたく、声を出すなども有効とされています。
  • 複数人で会話をしながら歩く:一人のときより存在を知らせやすくなります。
  • ヒグマの糞や足跡を見つけたら、速やかに引き返す。
  • 出没している場所には立ち入らない。閉鎖中の公園には入らない。
  • 子どもから目を離さず、森や茂み、藪に入り込ませない。
秋の終わりの真駒内公園の園路と樹林
写真:ノボホショコロトソ/CC BY 4.0/Wikimedia Commons

食べ物とごみの扱い

ヒグマは食べ物への執着が強く、食べ物が原因で繰り返し出没します。市は、食べ物やごみを放置せず、必ず持ち帰るよう案内しています。生ごみだけでなく、空き缶、ペットボトル、弁当の容器もヒグマを引き寄せる原因になります。土に埋めても嗅覚で掘り返されるため、埋めて処理するのは避けましょう。

ピクニックやバーベキューを楽しむときも同じです。食べ残しとごみは袋に入れて持ち帰ります。バーベキューの場所選びは札幌でバーベキューができる公園ガイドも参考にしてください。

もし出会ってしまったら

札幌市の「野外活動での注意点」では、慌てず騒がず状況を判断し、次のように行動するよう案内しています。

してよいことしてはいけないこと
ヒグマから目を離さず、ゆっくり後ずさりして離れる背を向けて走って逃げる(追いかける本能を刺激する)
家や車など安全な場所まで避難する大声を出す、石を投げる(興奮させる)
警察や市役所へ目撃したことを伝える子グマに近づく(母グマに攻撃される可能性が非常に高い)

市は、クマ撃退スプレーの使い方も動画で紹介しています。トウガラシ成分入りで噴射距離は約5mとされ、本当に襲われそうなときに限って使うものです。ただし、これらの対処で事故が必ず防げるわけではなく、いちばん大切なのはヒグマに出会わないことだと市は述べています。

雪が残る早春の真駒内公園の林
写真:ノボホショコロトソ/CC BY 4.0/Wikimedia Commons

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🔔 公園のお出かけに持っておきたい「音の出る道具」

音を出して存在を知らせる道具は、札幌市も案内している基本の備えです。お子さん用の小さめのものもあります。

以下の仕様は2026年10月10日に楽天市場の各商品ページで確認した内容で、変わる場合があります。

熊よけ鈴 ホイッスル付き 2点セット(消音機能・カラビナ付き)

販売ページの表記では、熊鈴は高さ約2.5cm・全長約14cm・直径約3.5cm(カラビナ・ホルダー含む)、ホイッスルは長さ47mm×直径9mm。消音機能があり、カラビナでリュックやベルトループに付けられます。

アルミ製ホイッスル キーチェーン付き

販売ページの表記では、アルミ製・キーチェーン付きで、全長約55mm×幅15mm。クマよけ用途をうたう商品ですが、効果は保証されないため、札幌市の出没情報と行動の案内を優先してください。

札幌の公園でよくある質問(FAQ)

Q. 札幌の公園は、今は行かないほうがよいですか?
A. 一律に避ける必要はなく、出没情報の確認と、出没・閉鎖されている場所に入らないことが基本です。市街地中心部の公園と、山や森に接した公園では状況が異なります。

Q. 子どもだけで公園に行かせても大丈夫ですか?
A. 出没が相次ぐ時期や、山沿いの公園・早朝・夕方以降は、大人が同行することをおすすめします。市も出没の可能性が高い場所では単独行動を避けるよう案内しています。

Q. ヒグマの足跡や糞はどこで見分けられますか?
A. 札幌市の公式サイトに「痕跡の見分け方」のページがあります。見つけたら近づかず、速やかに引き返してください。

Q. くま鈴は借りられますか?
A. 札幌市は、くま鈴の無償貸出しを行っています。数に限りがあるため、事前に区役所へお問い合わせください。

けがをしたときの備えは公園で子供が怪我したら?保険と応急手当ガイドで、駐車場がある公園の選び方は札幌で駐車場がある公園 完全ガイドでも解説しています。

出典:札幌市|ヒグマ対策〜野外活動での注意点〜、札幌市|公式LINEでヒグマ出没情報を配信、札幌市西区|公園の閉鎖・解除のお知らせ、北海道新聞(2025年10月15日)

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